
インターンシップとは、一定期間、海外の企業や団体などで「研修生」として実務体験を積むことです。
より実践力となる人材が求められるようになった今、海外での就業経験の重要性も社会的に広く認知されるようになりました。
異国の文化の中での研修を通じて、たくさんの人と出会い、たくさんの経験を積み、国境を越えたキャリアを育成します。
上海で1年間の語学留学を経た後、北京の企業でインターンシップを体験しました。
営業先は中国に進出している日本企業や、日本人を顧客に持つ中国企業など。
日本人のお客様と取引をする際、やはり微妙なニュアンスを伝えるには日本人同士で話をする必要がでてきます。
お客さまの要求をしっかりとくみ取って、社内へ持ち帰るのが難しいところ。
単に言葉だけのトランスレートでなく、商習慣、文化のトランスレートという役割を担っていたような気がしますね。
お客さまからもスタッフからも頼りにされていると感じてやる気いっぱいでした。
営業先の担当者は西洋人という場面も頻繁にあります。
そんな場面でも意思疎通はもちろん中国語。そんなときには特に自分がグローバルな環境で仕事をしていると実感します。
現在は日本で中国に関係する仕事についています。
中国とは電話で連絡をとりあうのが主ですが、現地でインターンシップを体験していたおかげで構えることなく取り組めています。
私の仕事内容はホテルフロント周辺でのゲストリレーションでした。
主に通訳・案内・クレーム処理など、日本人ゲストと中国ホテル側とのリレーション業務に従事しました。
毎日シフト制で勤務時間が変動していましたが、朝始まるか昼始まるかというくらいの差で、大きな負担ではありませんでした。
住居用にホテルのツインスタンダードルームを与えられ、掃除や洗濯もホテル内のサービスを無料で利用できました。
そのため生活の負担が最小限で済み、快適な生活を送っていました。
朝と夜の食事はカフェテリアでお客様と同じものを食べます。昼は従業員食堂でローカルスタッフと一緒に食べます。
周りの中国人スタッフも私にとっても親切にしてくれ、何度も助けられました。
言い回しがわからない中国語を教えてもらったり、仕事をしていながら語学の勉強にもなりました。
日本に帰ってきたあと、現在は違う職場についていますが、中国のホテルでのインターンシップ経験が、帰国後の就職活動の大きな自信にもなり、かけがえのない私の財産になっています。
日本語教師に興味を持ったのは、大学2年生の後半でした。
3年生からは大学で日本語教員資格取得のための授業が始まろうとしていました。
日本語教師にどうしてもなりたい気持ちは有りましたが、インターンシップへ出発するまで私は本を読む程度しかこの仕事に対して知識はありませんでした。
それなのに実際に目指して良いものかどうか分かりません。
ですから大学の授業が始まる前の春休みに、短い期間でも実際に自分が教師になってみようと思い、このインターンシップを選びました。
学生達はすぐに私を受け入れてくれたようで、「おはようございます」「また明日」などの一言がとても嬉しかったです。
会話の授業で、私が学生にした質問を反対に「先生は?」と聞いてくれたりしたことで、私も楽しく授業をすることができました。
学生同士が日本語で喧嘩するのも嬉しかったです。
「週末、一緒に遊びに行こう」と誘ってくれるのも嬉しかったです。
難しい質問をされて困ったこともありました。
先生のくせに分からないなんて情けないと思いました。
でも「私の宿題にさせて」と私が言うと、学生達は笑って「いいよ、じゃあ明日ね!」と答えてくれました。
その一言が本当に私の力になりました。
気が付けばインターンシップの期間である一ヶ月が経とうとしています。
それ程、あの一ヶ月は充実した時間でした。
熱意を持って向き合えば、必ず答えてくれるのだと思いました。
日本語教師をやって良かったです。
この経験と彼らの笑顔・言葉に励まされ、ますます日本語教師に興味を持つことができました。
日本へ帰ってきて少し寂しくなりましたが、いつかまた彼らと会って、日本語で話ができたら最高だと思います。
「教うるは学ぶの半ば」これが私の座右の銘です